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新しい列車制御「ATACS」アタックスとは何ね??

 2011-10-14
yahooニュース 読売新聞より

「信号機を使わない世界初の列車制御」との見出しですが、
ATCとどう違うのでしょうか??
ATCも地上には信号機はありませんよね。

地上の基地局に車上に取り付けられた電波発信機から列車位置を把握し、続行、対行列車の管理をするという事で、
ATCとATS-Px型を足して2で割り算したような感じなんでしょうか。

仙石線で今月11日より使用開始しているとの事です。

いずれ首都圏の路線にも採用される見通しだとか。
ATC及びATS-Px(Ps)が完備された首都圏路線でもこれに取り替えると言う事は、さらなる列車増発や混雑時遅延解消に効果が期待できる装置と言う事ですね。
もっと安全に列車間隔を詰める事が出来るのだと思います。

さりとて地方の第3セクターや私鉄でも、今後の新車導入にはATS-Sxに改良が必要となってます。
まさにいすみ鉄道がATS-Sですので気になる所ではあります。

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上総牛久~上総中野のスタフ閉塞

 2011-09-16
小湊鐵道の上総牛久~上総中野間は、現在では1閉塞のスタフ閉塞式となっております。

定められた通票を携帯していない列車は、当該区間に入れないと言う法則を作り、
2列車以上の侵入を防いで当該区間の追突、正面衝突を防ぐというシステムです。

いわゆるタブレット閉塞との大きな違いは、続行列車は絶対に運転出来ないという点です。

タブレット閉塞の場合、閉塞駅Aから次の閉塞駅Bまでの通票を発行し列車がそれを持って走行、
閉塞駅Bに到着してその通票を閉塞駅Bの通票箱に入れた時点で、閉塞駅A~閉塞駅B間は
閉塞が空き、再度閉塞駅Aから通票が取り出せるようになり続行運転が可能です。
しかしながらスタフ閉塞は、そもそも「世界に一つだけの物で」列車を守るという事から、
スタフ発駅~折り返し又は交換列車が携帯~再度スタフ発駅に来た時点で初めて続行列車が発車出来ます。

さらにタブレット閉塞では閉塞駅場内と閉塞駅間では別の防護区間とされる為、
閉塞駅Aを発車した普通列車が閉塞駅Bに到着し、通票箱に通票を入れた時点で閉塞駅Aで通票を出して
特急列車が通票を持ち閉塞駅Aを発車し、閉塞駅Bで普通列車を追い抜き到着、発車が出来るシステムとなっております。

スタフ閉塞に使用される閉塞器具には色々ありまして、例えば津軽鉄道の金木~津軽中里間では
金属の棒状のものが使用されております。

小湊鐵道の場合は、タブレットの●玉を使用しております。
これを持たないと、列車として上総牛久~上総中野間を走る事は出来ないのです。

ですのでタブレットキャリアーを使用して実際タブレットと同じものなんですが、
ここでは、あくまで「スタフ」です。

IMG_2614.jpg


写真は上総牛久に到着した上り列車で、スタフを返還しているシーンであります。
大体は上総牛久でそのまま交換する下り列車に「行って来い」なんですが、
平日は4回、休日は3回上総牛久置き間合いがございます。

その間は駅詰所前のスタフ仮置き場にぶら下げてます。ですので特に平日の朝上り16列車~13列車の8時48分~9時49分の約1時間、それと日中32列車~27列車14時43分~15時07分の間は撮影に適しております。
さらに上総牛久折り返し列車が止まってますのでそれとセットで写真に収めたくなりますが、
残念ながら天気の日は露光量に差が出てしまいますので列車が白トビするか、スタフが真っ黒に写るかどちらかになります。
来週は雨の予報ですね、この写真のチャンスとも言えます。代休にリベンジ予定です。

それと、各方面で市原市の補助事業により小湊鐵道の設備改良が発表されてますね。
新駅と交換設備の整備とありますが、実現すれば本当に嬉しい事だと思います。


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