里見砂利山線の復活に向けて!!工事編

 2018-02-03
あれは暮れも押し迫った2017年12月でした。

仕事の書類を持って小湊鐵道五井本社にお邪魔した際

「折り入ってご相談が・・・」と、運輸課長さんから

「実は、市原市観光協会のイベントで、里見の砂利山線に線路を引いて保線体験を・・・・・」

いやあ、びっくりしましたよ。

以前より、課長さんは砂利山線(旧万田野線)廃線跡について
観光などに再利用する腹案を持っておられました。


正直申し上げ最初は、本当にできたらいいなぁ程度にしか思っていませんでしたが
まさか本当に現実となるなんて。

さらに後日、今度は「イベントの準備工事をしてほしい」と実際に依頼をお受けします。

しかもイベント開催日が決まって、告知まで出ているではありませんか!!!

千葉あそび 小湊鐵道100周年記念企画“未来へのレール敷き”に参加!(1月21日ほか)

こちらは年度末を控え本業のスケジュールは3月まで一杯です・・・・

でも、やるしかない!少し無茶をして、重機や材料の手配をしたりでいざ乗り込みました。

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工事初日

あれまぁ。旧4種踏切からスタートのはずでしたが、前日までの雨でまさかの水没・・・

急きょ、排水工事からです。

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道路横断排水の詰まりをなくし、下流の排水路を確保しました。

しかし、それでも地盤が悪いので急きょ、スタート地点を変更し奥から整備することに。

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昭和38年に廃線になった万田野線ですが、この区間だけ線路は残っています。

しかもレールは錆びてはいますが、まだまだ丈夫です。
高滝線路班の皆様と合同で作業していきました。

また道床バラストは細かい砂利が出てきます。これも砂利山で産出したものでしょう。

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旧レールを掘り起こし、山越し機で移動します。

枕木は流石に腐っていましたので、犬釘は何の抵抗もなく抜けてきますが

そもそも犬釘も半分錆びて細くなっている物が大半でした。


その後、重機で平らにして・・・・・


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いやあ、しかし寒かったですよ。

カイロを体全体に貼りまくって何とかしのぎました。

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100mの基盤整備が終わりました。

さて次に路盤(枕木を敷くための基礎)を再生砕石で作っていきます。

なおこの作業が一番苦労しまして、砕石材料を搬入できる場所が奥入口1箇所のみでしたので

45m3もの砕石を、小型バックホウ1台のみで100m敷きならすなんて事になってしまいました。

当初計画では反対側からダンプで取り下ろすはずだったのですが、泥濘でしたので・・・・・

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里見駅に業者から砕石を搬入してもらい、2トンダンプで小運搬します。

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いやぁ。これ本当に大変でした。

山を作ってはまた旋回して山を作り、を延々繰り返して

0.1m3級の小型バックホウで何とか100m敷き均しました。


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予定より1日延長してしまいましたが

1週間ほどかけて何とか工事完成でした。

苦労はしましたが、イベント参加の皆様が楽しく大成功になるように祈りながらの作業で

また、小湊鐵道の歴史に関わることが出来、私としても大変名誉で遣り甲斐のある仕事でありました。

(蛇足ですが、工事代金は機械代、材料費のみいただきました。私の作業手間はボランティアでやらせて頂きました)








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