小湊鐵道キハ40 1 デビュー乗車ツアー
2021-10-10
緊急事態宣言発令などで活動も抑えていたため久しぶりのブログです。
2021年10月9日
かねてより整備・塗装など転入改造整備を受けていた
小湊鐵道キハ40 1ですが
いよいよ、旅客運用が出来る車両と相成りまして
一般運用に先駆け、乗車ツアー&五井機関区撮影会が行われました。
私も申込み、なんとか抽選に当選いたしまして、参加できることになり
行ってまいりました。



これがキハ40 1です。
先だってデビューしたキハ40 2は元JR塗装のまま活躍しておりますが
こちらは傷んだ塗装だったため、小湊鐵道使用に塗装されました。
見慣れてくるとこれも良いですね。
また、ヘッドマークは「かずさ」を新規に作成・取付されておりました。
中房総を走る列車に一番似合う愛称名ですね。
国鉄時代風の字体やイラストもかなりのセンスであります。





車内は1人と2人のボックスシートが並んでいます。
ほどなく出発。
災害のため、光風台折返しでの運転でありました。
沿線は写真撮影で賑わっております。
とくに第一養老川橋梁付近は(上総山田~光風台)一番人気という感じで
かなりの人出です。
やはり光風台駅は直ぐですね。
到着しほどなく折返し作業、すぐ発車。


国電の駅のようなプラットホームが特徴の光風台駅で似合いすぎですw

上総村上を出た列車は、線形の良い区間をうまく利用して
フルノッチ加速体験
あっと言う間に線内最高65km近辺まで到達!
キハ40は遅いとか、よく言われますがそんな感じを払拭するような加速です。
そうこうしているうち五井に到着
五井機関区まで誘導していただき、写真撮影と機関区見学会の始まりです。


キハ200の牙城だった五井ですが、時代の変化を直視しながら向かいます。

後から第2陣として到着したタラコ色のキハ40
おもいっきり国鉄ですねw
こんなレアなシーンを見ながら歩き、機関区に到着。
キハ40を並べて撮影会と
機関区の見学、キハ210(非冷房車)展示撮影と車内でエンジン始動見学、キハ5800車内見学など。
大変なボリュームです。






なんという事でしょう。
この素晴らしい並び!
キハ40ファンにとって奇跡と言っても過言じゃないでしょう。
参加の皆様もその光景に、熱心にシャッターを押されていました。









随所で絶妙なトークと的確な説明、ときに専門用語を交え
参加者の興味を引き出し、解説していただいたおなじみA係長
最初のツアー列車も自ら運転していましたw

キハ40の導入こぼれ話や、メカ的な超マニアックな話

キハ210のエンジン始動体験。構造や縦型、横型エンジンの長所短所など
皆さん一生懸命に聞いています。

台車の構造、整備の苦労話など。
いまある資源を使いどうやってお客さんを喜ばせようか。
できる事は全部やる。そんな意気込みがひしひし伝わっています。
そんな一生懸命は必ずお客様に伝わっている訳で、なるほど小湊さんのイベントは
実にリピーターが多い!
終了後、お土産グッズなどをいただき終了となりました。
小湊鐵道キハ40グループも今後、こういったイベントなどに有効活用されるのは
間違いないはずで
今後もこんな素晴らしいイベントの企画をぜひ計画していただきたいですね。
ますます目が離せない小湊鐵道であります。
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