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<研究>小湊鐵道のATS その1

 2014-03-21
1995年2月から、小湊鐵道では五井~上総牛久間でATSの使用を開始しましたが

当時としては、かなり信頼度が高い「速度照査」を盛り込んだATSを採用しています。

IMG_0911.jpg

写真は馬立駅です。

白い箱みたいなものが、ATSの地上子ですね。

手前の2つはセットで、15キロ以上で列車が進入してきた場合に非常ブレーキがかかります。
これは「単変周点制御式」と呼ばれる分類に入るかもしれません。
2つの地上子を通過する時間で15キロ以上を計算するものだと思います。

必要に応じ、25キロ以上で非常ブレーキが作動するセットもあります。


奥の単独1つは、先の出発信号機が赤の場合、絶対に非常ブレーキがかかる仕組みになっております。
これは、JRのATS-Sx型に準じると思われ、おそらくですが、絶対停止周波数も同じだと察します。


馬立駅の場合、写真の下り本線には15キロ照査、絶対停止の地上子がありますが、
逆に上り本線には、絶対停止の地上子しかありません。

また前途のように、駅によっては25キロ、15キロ、絶対停止の組み合わせを使うところもあります。


これは、条件によって必要に応じて変えてあるようです。


絶対停止地上子から、衝突の危険がある分岐器手前の「車両接触限界」と呼ばれるところまでの
距離に応じているものだと考えます。
十分な長さがある場合は、運転速度から絶対停止地上子に差し掛かって非常ブレーキがかかっても
対向列車と衝突する可能性が無い場合は、絶対停止だけ、
逆に構内が狭く、車両接触限界までの距離が短い場合は、25キロ、15キロ、絶対停止の3パターンを
設けているものだと思います。


単線の場合は、基本的に「安全側線」が無いと場内同時進入が出来ませんが、
小湊鐵道の五井~上総牛久間では、こういった高性能のATSを使っているため、
場内信号を双方とも列車が入れるように現示・列車同時進入が認められているんですねぇ。

なお、列車交換がある場合は、場内信号はYY現示になり制限25キロです。
このことからも、冒進による列車衝突を防いでいることになります。







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